山陰合同銀行、RPA活用で年間3600時間を削減--照会業務などを自動化

NO BUDGET

2018-03-15 15:22

 山陰合同銀行は、3月からRPA(Robotic Process Automation)の本格運用を始めている。預金状況の照会業務などに活用することで、年間3600時間の削減効果を見込む。

 RPAツールとして導入したのは、NTTデータの「WinActor」。同行では、2017年8月~2018年1月にかけて、11の業務で事前検証を実施。その結果、約30%に当たる年間3600時間の削減効果を確認した。特に効果の大きかった預金状況の照会業務においては、40%弱の時間削減効果があったとのこと。

 NTTデータでは今後、同行での導入実績を踏まえ、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、保険会社、証券会社などの金融機関向けに業務効率化や働き方改革を支援していく。


預金調査各種照会取得業務におけるWinActor導入前後の作業フローイメージ(出典:NTTデータ)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]