Palo Alto Networksは米国時間3月14日、クラウドのセキュリティやコンプライアンスなどのサービスを提供するEvident.ioを買収すると発表した。買収金額は3億ドルで、取引は現金で行う。
取引は、Palo Altoの会計年度第3四半期(2018年4月末締め)に完了する見通しだ。Evident.ioの共同創業者であるTim Prendergast氏とJustin Lundy氏はPalo Altoに加わる。
Evident.ioは、パブリッククラウドインフラのセキュリティ分野のリーダー企業だ。買収後はPalo AltoのAPIベースのセキュリティ機能を強化していく。2社の機能を組み合わせることで、継続的モニタリング、ストレージセキュリティ、コンプライアンスの検証などのための単一のアプローチを顧客に提供できるとしている。
Palo Altoの最高経営責任者(CEO)であるMark McLaughlin氏は、「大企業は今後より一層クラウド中心になり、クラウド向けに設計された予防的な手法が必要になる」と述べている。
McLaughlin氏は、「大企業でクラウドの導入が進んでいる。Evidentがわれわれのプラットフォームの一部となることで、Palo Alto Networksは、今日の大企業が抱えるセキュリティの重要なニーズに対応する包括的なクラウド製品を提供できる唯一のベンダーになる」としている。
提供:Palo Alto Networks
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。