SAPジャパンは3月16日、「SAP IoT Connect 365」の最新版の提供を開始した。
最新版では、仮想データセンターを介して企業とモバイル通信事業者に「NB-IoT」帯域を提供する。通信事業者および企業に向けたクラウドベースのマネージドサービスに、狭帯域のモノのインターネット(NB-IoT)接続機能を追加することで、モバイルサービスを強化した。
これにより、屋内カバレッジを確保し、コストとバッテリを節約する必要がある用途のサービスを統合できる。また単一の契約のもとで、IoTの接続をすばやく簡単に合理化できる。
容量はニーズに応じて無制限に拡張、調整が可能。初期投資が高額なオンプレミスでの導入とは異なり、既存のネットワークインフラストラクチャにシームレスにつなぐことができる。
同サービスを利用することで、広範囲につながるモノの使用状況、コスト、パフォーマンスを監視できる。APIを活用することで、複数国にわたる導入を効率的に実現し、つながるモノをリアルタイムで管理できる。