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日本株展望

下落「第3波」あるか--日米政治不安と円高を警戒 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2018-03-19 11:23

日米政治不安と円高が懸念材料

 先週の日経平均の上値を重くしたのは日米政治不安と円高である。Trump米大統領が保護貿易の強硬策を打ち出し、それに反対する(自由貿易を信奉する)政権幹部を次々と罷免(または辞任)に追いやっていることが不安を高めている。これに反発する中国や欧州と貿易戦争が起こる可能性が危惧されている。

 対外強硬策を打ち出す国が世界に広がっている。習近平国家主席が独裁を強める中国も対外強硬策が目立つ。海洋進出を強化し、周辺国との摩擦が強まっている。

 先週は英国とロシアに新たな緊張が生まれた。ロシア元情報機関員の暗殺未遂事件をめぐり英国がロシアに制裁を科すと、ロシアも報復措置を実施する方針を出した。これに歩調を合わせ、欧州各国もロシアを非難しつつある。米国もロシア非難で同調した。米大統領選挙への介入疑惑に対し、米国もロシアに制裁を科した。Trump米大統領はロシアと親密とされ、米ロ接近の可能性があったが、米ロ関係も再び冷え込む見込みだ。

 日本では、学校法人「森友学園」への国有地売却問題で財務省が決裁文書の書き換えを認めたことから、麻生太郎財務相と安倍晋三首相の責任を問う声が強まっている。森友問題を受けて各種調査で内閣支持率が急低下しており、安定していた安倍政権の基盤がぐらついている。

 貿易戦争や政治への不安を反映して円高(ドル安)が続いていることも日本株の上値を重くしている。1ドル106円前後が続くと来期(2019年3月期)の企業業績の伸びが大幅に鈍化することが懸念されている。

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