日本株展望

荒れ馬を乗りこなす「積み立て」投資術--大荒れ日経平均で効果が高まる

ZDNet Japan Staff 2018年03月20日 11時00分

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今日のポイント

  1. 荒れる日経平均
  2. 荒れれば荒れるほど、投資成果が高まる「積み立て」投資
  3. ファンドマネージャーにとっても嬉しかった「積み立て投資」

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 本日は、読者から質問の多い「積み立て投資の効果」について解説する。これから日本株投資を始めようと思いつつ、日経平均の乱高下が激しくて投資タイミングがわからないという初心者の方に、ぜひ、知っておいていただきたいことである。

荒れる日経平均

 日経平均株価の乱高下が続いている。筆者は、日本株は割安で、魅力的な投資対象と考えている。日経平均インデックスファンドに投資していけば、中長期で資産形成に貢献すると思う。

 ただし、短期的には、日米政治不安や円高を嫌気して、一段安となるリスクも残っている。日経平均の欠点は、値動きが荒いことだ。いつ、投資したらよいか、タイミングの判断が難しいアセットである。

 日経平均とNYダウの値動きを比較した、以下のグラフをご覧いただきたい。

日経平均とNYダウの値動き比較:2012年末~2018年3月16日


注:2012年末の値を100として指数化、楽天証券経済研究所が作成

 アベノミクスがスタートした2013年からの累計で比較すると、日経平均の方が大きく上昇している。ただし、下げ局面(上のグラフで青矢印をつけた所)だけ見ると、日経平均がNYダウより大きく下落していることがわかる。

 日経平均の値動きを荒くしているのは、外国人投資家である。外国人は、売るときは下値を叩いて売り、買うときは上値を追って買い、日経平均の値動きを大きくしている。

 外国人投資家から見て、日本株は、世界景気敏感株である。世界景気になんらかの不安が出ると、まず、日経平均から売る。逆に、世界景気に明るい兆しが出ると、日経平均から買う。そのため、日経平均は、世界のどこかで起こる、あらゆる強弱材料に反応して、激しく乱高下する。

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