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日本株展望

荒れ馬を乗りこなす「積み立て」投資術--大荒れ日経平均で効果が高まる - (page 3)

ZDNet Japan Staff

2018-03-20 11:00

ファンドマネージャーにとっても嬉しかった「積み立て投資」

 筆者は、25年間、年金・投資信託などの日本株を運用するファンドマネージャーだった。ファンドマネージャー時代に、とても残念に思ったことと、嬉しかったことがある。

 まず、残念なこと。筆者が運用していた公募投信(日本株のアクティブ運用ファンド)では、日経平均の高値圏で設定(買い付け)が増えるのに、日経平均の安値圏では、ほとんど設定がなかった。株は安い時に買って、高くなった時に売ると利益が得られるわけだが、公募投信では、残念ながら、その逆の動きが見られた。

 次に、とても嬉しかったこと。筆者が運用していたファンドが、DC(確定拠出年金)の運用対象となったことである。多数の企業に採用していただけた。DCでは、毎月、一定額の設定が入り続ける。加入者の方は、日経平均が高値でも安値でも、定時定額で積み立てしていただいたことになる。

 日経平均が大暴落して世の中が総悲観になっている時、往々にして、絶好の投資チャンスとなっている。ファンドマネージャーとしては、そんな時こそ、しっかりと投資を増やしてほしいと思う。ところが、公募投信では、そういう時に、設定が入ってこない。

 筆者が運用していたDCファンドでは、定時定額の積み立て投資が入ってくるので、リーマンショックで日経平均が大暴落し、世の中が総悲観になっている時でも、淡々と積み立てが入ってきた。

 誰でも、株は安い時に買って、高い時に売りたいと思うのだろうが、言うのは簡単で、やるのはとても難しいことである。そうするためには、世の中総悲観になっている時に、株を買い、みんなが明るくなって強気になっている時に、株を売らなければならない。それは、少しひねくれた人にしかできないことである。素直な人は、みんなが明るくなっている時に、株を買いたくなり、暗くなっている時に、株を売りたくなるだろう。

 素直な人は、変に、いいタイミングで株を買い、いいタイミングで売ろうとしない方がいいと思う。それでは、どうするべきか?筆者は、定時定額(たとえば毎月1万円)の積み立て投資をしていくべきと思う。

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