数名規模の企業であるPremier Research & Consultingの事業開発マネージャーGraeme Hughes氏は、無名のCRMベンダーと取引することに不安を抱いていたという。Hughes氏はRoyal Bank of Canadaなどで働いていた時にSalesforceを知る機会があり、サービスをカスタマイズできることを知っていた。
Premier Research & Consultingは労災保険市場でのコンサルティングを行っており、かなりの数のフィールドをカスタマイズする必要があった。Salesforceのプラットフォームでは、データ削除などの期限といった問題に対応することができた。
Hughes氏は、「非常に多くのCRMプラットフォームを使ってきたが、Salesforceほどカスタマイズ性が優れているものはなかった」と述べている。大規模ベンダーが中小企業への関心を失わないかという懸念について、同氏は「小規模な企業に任せて、その企業がわが社のデータと一緒に消えてしまうことの方が心配だ」と述べている。
Salesforceのスモールビジネスマーケティング担当幹部であるRosecrans氏と製品マーケティング担当ディレクターのElvis Greer氏は、Essentialsのデモを行う際、導入してすぐに使えるユーザー登録機能や、チュートリアル、処方的レコメンデーション機能などを強調した。またEssentialsでは、中小企業がデータの入力に費やす時間を減らすことに力を入れている。
Salesforceは、中小企業のデータ入力にかかる時間を23%減らせると推計している。
以下はスクリーンショットの一部だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。