編集部からのお知らせ
SNS分析のトレンドまとめ
注目「Googleのクラウド事業を読み解く」
日本株展望

米利上げ実施、パウエル議長がややタカ派と受けとられNYダウ反落 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2018-03-22 10:25

Powell議長の記者会見でNYダウが下がりドル安(円高)に

 利上げ発表直後には、1ドル当たり106.64円までドル高(円安)が進んだ。ただし、Powell FRB議長の発言が伝わるにつれ、米国株が下げに転じ、ドル安(円高)に転じた。日本時間3月22日6時30分時点で1ドル当たり106.05円である。3月21日のNYダウは、一時、前日比250ドル高まで上がっていたが、就任後初のPowell議長の記者会見から下げ、前日比44ドル安の2万4682ドルで引けた。

米利上げ前後のドル円の動き:3月22日0:00~6:30(日本時間)

米利上げ前後のドル円の動き

 FOMC声明文はほぼ予想通りだった。「労働市場は引き続き力を増し、経済活動は緩やかに拡大した」と経済が好調であるとの認識を示す一方、「物価上昇率は依然として2%を下回っている」と足元はインフレが加速する兆しがないことに言及している。今後の金融政策については、「さらなる緩やかな引き上げが必要になる」と前回に続き「さらなる」を加えた形で、利上げの継続が必要とのメッセージを示した。

 利上げ後、記者会見に臨んだPowell議長は慎重な言い回しで、柔軟な金融政策を維持すると発言していたが、市場からはややタカ派(利上げに積極的)ととられた。その結果、米国株が下落に転じ、ドル安(円高)が進んだ。

 Powell議長は「労働市場は引き締まったが、賃金上昇は確認されず」としながらも、先行きのインフレについて「非常に警戒している」と話したことで、利上げ加速の思惑が生じた。

 「遅すぎる利上げペースは経済にリスクをもたらす」「(Trump政権の)通商政策を企業は懸念し始めた」「一部資産は歴史的水準と比較して高い」などの発言も、米国株が反落するきっかけとなった。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]