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日立システムズ、ドローンで構造物の点検作業を効率化

NO BUDGET

2018-03-27 10:55

 日立システムズは3月20日、ビルなどの建築物の点検作業を効率化する、劣化箇所の「自動劣化診断機能」を開発したと発表した。

 同機能は、日立建設設計の建築物診断ノウハウと、AI技術を活用して開発したもの。ドローンの操縦や撮影代行、撮影した画像の加工と診断、データの保管・管理などをワンストップで支援する「ドローン運用統合管理サービス」の1つとして、4月より提供開始する。

 自動劣化診断機能は、AI技術の1つであるディープラーニングを活用した診断モデルと、ひびなどの写真データを蓄積したデータベースを用いて写真を診断することで、ドローンなどで撮影した大量の点検写真の中から劣化箇所が写った写真を自動で抽出する。これにより、従来、目視に頼っていた劣化箇所の判定を自動化し、作業者によって異なっていた判定基準の標準化を図ることができ、点検作業の効率化と標準化に寄与するとしている。

 さらに、自動的に抽出された劣化箇所は、ドローンで撮影した大量の2次元画像から生成した構造物全体の3次元モデル上でも管理することができる。点検作業の報告レポートを作成する際は、劣化箇所にマーキングやコメントなどを入れた状態で、あらかじめ定めたフォーマットの報告レポートに画像データとして取り込み、点検結果報告書を自動生成する。

 また、劣化状況に応じた優先度なども含めた上で、日立建設設計とともに維持保全計画を提案する。これにより、これまで多くの時間を要していた点検作業の後工程においても、作業効率を大幅に向上する事が可能だとしている。

 日立システムズでは今後、日立グループ各社をはじめとするビジネスパートナーとドローン関連ビジネスにおける連携をさらに強化し、「ドローン運用統合管理サービス」を拡販することで、2020年度までに200社以上の導入を目指している。

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