DropboxがNASDAQに上場--終値は公開価格を35%上回る

CNET Japan Staff 2018年03月26日 12時40分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Dropboxが米国時間3月23日、NASDAQ証券取引所での新規株式公開(IPO)を果たした。初値は公開価格を38%以上上回る1株あたり29ドル、終値は公開価格を35%以上上回る1株あたり28.48ドルとなり、同社の時価総額は111億ドル(約1兆1600億円)以上に達した。

 Dropboxは「DBX」のティッカーシンボルでIPOを果たした。CNBCの報道によると、同社は公開前日の22日、3600万株の価格を1株あたり21ドルに設定した。これは予想されていた18ドル~20ドルを上回った。

 Dropboxは、2月23日に米証券取引委員会(SEC)にIPO申請書を提出した。その中で、180カ国の登録ユーザー5億人のうち有料会員は1100万人、有料会員1人当たりの平均売上高は111.91ドル(約1万1700円)だと述べた。同社の2017年の売上高は11億680万ドル(約1160億円)で、2016年の8億4480万ドル、2015年の6億380万ドルから増加している。

 だが、同社はまだ黒字化を達成しておらず、2017年には1億1200万ドル(約117億円)近い損失も計上した。ただし、損失額は2016年の2億1020万ドル、2015年の3億2590万ドルから減少している。同社が競合として挙げているのは、クラウドストレージ分野ではAmazon、Apple、Google、Microsoft、Box、コンテンツコラボレーションの分野ではAtlassian、Google、Microsoftだ。

 今回のIPOは、テクノロジ業界では2017年のSnap以来、最大規模となる。2018年に予定されるその他の大きな動きとしては、Spotifyが4月3日にIPOを実施する。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算