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25周年を迎えたレッドハット--創業者や現幹部が語る軌跡 - (page 3)

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2018-04-03 06:30

 Red Hatは順調に成長を続けている。同社は2018会計年度第4四半期の決算で、前年同期比23%増の7億7200万ドルという売上高を達成した。かつては、一部の好事家のためのOSだと捉えられていたLinuxを中核に据えて創業した企業としては、悪くない業績だ。

 Whitehurst氏は27日、「Linuxはオープンソース関連の企業や大企業にとってのデフォルトの選択肢となっている。10年前、人々はオープンソースに対する疑いを捨てきれないでいた。今ではクラウド分野や人工知能(AI)分野、ビッグデータ分野におけるデフォルトの選択肢となっている」という所見を述べた。そして、「ビッグデータやAIの重要プロジェクトで、オープンソースを使わずに開発されているものなどあるのだろうか?」と尋ねた。

 ちなみに答えはノーだ。

 これはRed Hatだけではなく、すべてのLinuxとオープンソースに関する話だ。Whitehurst氏は「あるRed Hatの開発現場で、1人のエンジニアがMicrosoftとオープンソースの競合について尋ねてきた」と述べた。同氏の答えは、「Microsoftは懸念ではなく、『Windows』がLinuxの競合であり、Windowsを亡きものにしたいのはやまやまなのだが、この世界最大のソフトウェア企業はオープンソースの味方であり、それはわれわれ全員にとって良いことなのだ」というものだったという。

 Red HatはLinuxで大きな収入を得ている一方で、単なるLinux企業ではなくなっている。同社の目は今やクラウドを見据えている。Red HatはOpenStackの利用に本腰を入れ、Linux分野で勝ち取ったような成功をクラウド分野でも勝ち取ろうとしている。

 Red Hatは、クラウドがすべてだとは認識していない。同社は、コンテナとコンテナ管理にも大きく投資している。「Kubernetes」分野をけん引する企業であるCoreOSを同社が最近買収した事実を見れば、そのことは分かるはずだ。

 Red HatはLinuxによって今日の地位を築き上げた。同社は、明日に向かって進むなか、クラウドやコンテナ、コンテナオーケストレーションを利用するためにオープンソースソフトウェアを活用し、次の25年に向けて突き進んでいくだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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