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日立製作所、社会・産業インフラ向け分析基盤--OT・ITデータの双方を統合

NO BUDGET

2018-04-03 10:26

 日立製作所は3月29日、社会・産業インフラ向けデータ分析基盤「Hitachi Data Science Platform for social and infrastructure」を4月2日に提供開始すると発表した。機器やセンサから得た多種多様な現場データ(OTデータ)や、各種業務システムなどのデータ(ITデータ)の統合的な分析・活用を支援する。鉄道・電力・ガスなど社会インフラ分野や、製造プラントを有する産業分野などを対象とする。

 具体的には、社会・産業インフラ分野におけるデータ分析を加速する環境構築を支援し、データを一元管理するデータレイク構築、分析のためのデータ準備・管理、人工知能(AI)やビジネスインテリジェンス(BI)ツールを活用した分析サービスまでトータルに提供する。これにより、鉄道・電力・ガスなどの社会インフラ分野、製造プラントなどの産業分野におけるOTデータの活用を加速し、新たな価値やビジネスの創出を支援するとしている。

 今回、日立は各種機器やセンサ、業務システムからのデータなど、膨大で多種多様な形式の情報から効率的に分析目的のデータを抽出・作成できる「Big Data Discovery(BDD)」と、分析者の視点でデータ構成を再定義して管理できる「NX Context-base Data Management System(CDMS)」を新たに開発し、OTデータとITデータの統合的な分析・活用の事前準備を支援する「現場データ準備・可視化サービス」および「現場データ管理サービス」として提供する。また、これらのサービスをAIやBIツールを活用した「プロフェッショナル分析サービス」と組み合わせ、社会・産業インフラ分野におけるデータ分析を支援する。

サービス概要図
Hitachi Data Science Platform for social and infrastructureのサービス概要図(出典:日立製作所)

 「現場データ準備・可視化サービス」は、データを収集・蓄積する環境を提供し、分析目的のデータの抽出・作成を容易にするサービス。BDDにより、データ形式の統一や異なる項目名称で管理されているデータの統合といった、データ分析作業全体の大半を占めるとも言われる分析データ準備作業を効率化することが可能になる。

 一方「現場データ管理サービス」は、機器やセンサなどから得られるさまざまな現場データの関係性を容易に管理することができるサービスだ。CDMSにより、現場データの構成などを分析者視点で再定義することが可能になる。従来、各機器やセンサの仕様に精通する専門家しか取り扱えなかったデータを、さまざまな分析やアプリケーション開発で活用できるようにすることで、オフラインとオンラインの双方でのデータ分析の効率化・高度化を実現するという。

 今回提供を開始する基盤は、大量データを高速に分散処理するイベント駆動型フレームワーク「Hitachi Application Framework/Event Driven Computing」や、OTデータに分析に必要な情報を付与して収集する「監視制御データ活用基盤 NX IoT Gateway」に、BDDやCDMSといった新規開発のソフトウェアを組み合わせ、社会・産業インフラ向けに整備したものだという。

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