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日本株展望

最高益が多い--4月に注目される「2月決算の小売業」 - (page 3)

ZDNet Japan Staff

2018-04-05 10:50

なぜ小売業は成長産業なのか?

 小売業はかつて内需産業だった。今はアジアを中心とした海外で収益を拡大する企業が増えている。最高益を更新しつつある小売大手には、以下のような特色を持った企業が多いことが分かる。

製造小売業として成長

 利益率の低いナショナルブランド品の販売を減らし、自社で開発したプライベートブランド品を増やすことで競争力を高め、売り上げ・利益を拡大させてきた。自社ブランド品について、商品開発から生産・在庫管理までやることが多く「製造小売業」とも言われる。最高益を更新中の専門店(ニトリHD、セブン&アイHD)はこの取り組みが進んでいる。一方で百貨店・家電量販店はこの取り組みが遅れている。

海外で成長

 内需株であった小売業が、近年はアジアや欧米で売り上げを拡大し始めている。日本で強いビジネスモデルがそのまま海外で通用するケースもある。セブン&アイHD、良品計画などは海外での売り上げ拡大が軌道に乗ってきた。

ネット販売で成長

 ネット販売が本格成長期を迎えている。3月決算の小売業で、MonotaRO(3064)、スタートトゥデイ(3092)などがネット小売の成長企業となっている。大手スーパーや百貨店でも最近ネット販売を強化する努力を始めているが、今のところコストに見合う利益を確保できていない。

 8月決算でカジュアル衣料品「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング(9983)は、これまで国内および海外の有店舗販売を中心に成長してきたが、ネット販売を次の成長の柱にする方針を表明している。

インバウンド(訪日観光客)需要を取り込んで成長

 訪日観光客の数が年々伸びている。大丸・松坂屋が経営統合したJフロント・リテイリング(3086)はその恩恵もあり、今期は経常最高益を更新することが見込まれる。

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