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クラウド化の第2波はミッションクリティカルなシステムに訪れる--Virtustream - (page 2)

Colin Barker (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2018-04-13 06:30

 技術的な観点から見た場合、これらのアプリケーションシステムはたいていの場合、一枚岩となっています。つまり、極めてレガシーな形態となっているのです。それらは何十年にもわたるメンテナンスの結果として現在の姿になっているのかもしれません。また、メインフレームのようなレガシーシステム上で稼働しているのかもしれません。

 ただ共通点として、アプリケーションレイヤとインフラレイヤの間には、アプリケーションの構築方法によって生み出されたアーキテクチャ上の依存関係が根本に存在しています。これらのアプリケーションが持つ依存性は、パフォーマンスや信頼性といった面に影響を及ぼす、ネットワークやストレージ、コンピュータといった基盤インフラに対するものです。その結果、アプリケーションレイヤおよびインフラレイヤと、このカテゴリに属するワークロードの間には極めて密接な関係が存在することになるのです。

 この種のユースケースをクラウド上で実現していくという場合、われわれの核となる経験が大きな鍵になると確信しています。つまり、顧客はクラウドを念頭に置いて設計された、あるいはクラウドへの移行を意図して設計された一般的な汎用アプリケーションに取り組んでいるわけではないですし、複雑な技術的懸念に実際のところはつながらないのですが、ガバナンスの問題に取り組んでいるわけでもないのです。

 われわれの取り組みを、クラウド業界で起こっているとわれわれが認識している観点から述べてみたいと思います。クラウド業界は最初の8〜9年の発展過程において、クラウドの採用に向けた最初の波を生み出したと私は考えています。

 しかし、それら第1波のすべては、ミッションクリティカルではないアプリケーションに関するものでした。こういったアプリケーションとして、汎用目的のアプリケーションや電子メールなどの開発に目を向けてください。これはとても自然な考えです。最初の波はクラウド上で稼働させやすいものが対象になります。一方、クラウド上で稼働しにくいアプリケーションは、その他のカテゴリとして分類されるのです。

 そして、典型的なエンタープライズ環境にも、同様にその他のカテゴリに分類されるアプリケーションがあります。それはミッションクリティカルなワークロードであり、クラウド市場がさらに成熟した時に訪れるクラウド採用の第2波の対象となるものです。

 企業がレガシーシステムや、過度に複雑化したシステムのオーバーヘッドと決別できる鍵がここにあります。それこそがVirtusreamの狙っているものなのです。

 企業はクラウドを、自社の運営モデルを改良していくための手段と捉えています。IT部門の責務がシステムの継続稼働から、組織の情報インフラの定義に変わったと考えているのです。

 われわれの使命は、ミッションクリティカルなアプリケーションをクラウド上で実現するための支援を企業に提供することです。このクラウドは汎用目的のものではありません。汎用目的の超大規模クラウドモデルとは異なったモデルに従った、極めて特殊な方法でクラウドを使っているのです。

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