ドリーム・アーツは4月5日、BPM型ウェブデータベース「ひびきSm@rtDB」の最新版として「スマートDB Ver.4.1」を発表した。4月27日から提供を開始する。RPA(Robotic Process Automation)機能を追加し、業務プロセスを標準化することで、生産性向上を促す。
「働き方改革」の推進手段として、多くの企業でがRPAを活用した業務の自動化を進めている。一方で、RPA導入に際し時間とコストをかけて投資をしたものの、ロボットのエラー発生時はその対応に追われ、結果的に投資対効果が得られないという課題を抱える企業もみられる。
そこで今回RPAとの親和性を高めた。社内システムとRPA間の連携がうまく進まない、連携したが仕様が変更され、業務が停滞してしまったなど、導入・運用時によくある課題を、RPAとスマートDBを連携させることで解決できるようにする。
ワークフロー機能も備える。RPAの処理プロセスに人を介在させることで、よりスムーズな業務連携を実現。さまざまな業務をロボットで自動化しようと設計したため、イレギュラー対応に柔軟性を欠き、導入に失敗している企業がある中、人のチェックを介在させることで、フレキシブルに対応でき、業務効率を上げられる。
雑多な業務にRPAを適用するには、まず業務の標準化が必須と考え、メール、FAX、紙ベースで行なっている業務をスマートDB上で電子化する。その過程で業務を標準化することにより、RPAとさらに連携しやすくなり、メンテナンス負荷も大幅に軽減されるという。RPAと親和性が高いスマートDB上にデータを蓄積することで、業務の標準化も進め、RPAを最大限活用できるとする。