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日本株展望

米国株は下値固め?--大谷選手関連銘柄に注目

ZDNet Japan Staff

2018-04-13 10:45

今日のポイント

  1. 恐怖指数とブラックスワン指数からみる米国株式動向
  2. アノマリー(季節的傾向)からみる日米株価の行方
  3. がんばれ大谷選手!大活躍で関連銘柄に注目

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

恐怖指数とブラックスワン指数からみる米国株式動向

 米中貿易摩擦の行方や米国によるシリア攻撃の可能性など不透明要因がいまだ多いなか、国内株式に影響度が大きい米国株式には調整一巡の兆しも見て取れる。下の図表1の上段グラフが示す通り、S&P500指数は2月以降の株価下落を経て、200日移動平均線(中期的な支持線)付近で下値固めに移行しつつある。

 図表1の下段グラフは、オプション市場で算出されている「恐怖指数」と「ブラックスワン指数」の推移を示している。恐怖指数(VIX)は投資家の予想変動率を示すもので、2月初旬の50%をピークに、現在は20%程度まで低下。ブラックスワン指数(SKEW Index)は、「株価が大幅に下落する確率÷株価が大幅に上昇する確率」を指数化したものである。ブラックスワン指数が上昇するのは、「株価の大幅下落を警戒する投資家が増えている」状況を示唆する。

 ブラックスワン指数は、2月の「VIXショック」に続く3月の「貿易戦争懸念」で上昇した後は急低下した。経験的に、恐怖指数とブラックスワン指数の両方が同時上昇する場面で株価調整は厳しくなった経緯があった。現在は、2月と3月に「まさかの黒い白鳥」を織り込んで株価が下落して以降、「当面も変動率は高そう」と見込まれる一方、「ここからの株価下落余地は限定的」と見込む向きが増えている状況を示している。新たなブラックスワンが登場しない限り、米国株は下値を固めながら、徐々に戻り基調をたどる動きを見込んでいる。

図表1:米国株式に調整一巡の兆しがみてとれる


注:恐怖指数=CBOE SPX Volatility Index(VIX)、ブラックスワン指数=CBOE SKEW Index
出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2018年4月11日)

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