損保ジャパン日本興亜は、次期シンクライアント環境「SOMPOライン」に「VMware Horizon」と「VMware NSX」を採用した。
損保ジャパン日本興亜では、今後の保険会社間の競争の激化への対応と、約2万6000人の従業員の利便性向上、セキュリティ強化、効率的なアプリケーションの活用と運用負荷の軽減を実現するため、既存のシンクライアント環境に代わる新たな製品導入を検討していた。既存システムを含めた複数のソリューションの中から、豊富な稼働実績と高いセキュリティ、利用者への柔軟なアプリケーションの利用環境のすべてを実現できる点を評価し、ヴイエムウェア製品の採用に至った。
VMware Horizonは大規模環境での導入実績が多いデスクトップ仮想化ソリューションであること、VMware vSANはコスト削減と障害時の影響範囲の極小化を実現できること、VMware NSXはマルウェア感染時の拡散を防止するマイクロセグメンテーション機能により、高いセキュリティを実現すること、VMware App Volumesは利用者にアプリケーション利用の柔軟性を提供することを、損保ジャパン日本興亜は評価ポイントとした。
SOMPOラインは1月から導入プロジェクトを開始しており、設計・構築・テストを交えて、2019年7月から順次展開する予定だ。SOMPOラインのプラットフォーム製品の提供、構築、運用は日立製作所が担当する。