ACCESSは4月12日、子会社のACCESS台湾が提供する台湾向けリピート通販支援サービス「CROS」の顧客管理(CRM)機能が、台湾の大手健康食品メーカーの葡萄王に採用されたことを発表した。
葡萄王は、電子商取引(EC)における消費者ニーズのデータ分析システムとしてサービスの導入を決定した。ロイヤル顧客の育成や、リピートオーダー数の向上が期待できる点、成功事例の多さなどを評価した。その他の機能についても導入を検討しているという。
CROSは、受注機能・バックオフィス機能・広告分析機能を統合した業務支援サービス。システムの構築・運用代行のほか、物流・配送といった現地インフラとの連携もサポートする。提供を始めてから4年で30社以上の日本企業に採用されているという。台湾を本社とする企業に採用されたのは初めてだとしている。
CRM機能は、マーケティング支援サービスを提供する亞星通(ファインドスターグループ)と共同開発したもの。クラウド型で提供し、機能単体でも利用可能。ACCESSでは、亞星通とともにCRM機能の開発を進め、カートシステムや通販システムを利用している企業へも積極的に提供していくとしている。
CROSのサービス概要(出典:ACCESS)