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松岡功の「今週の明言」

アバナードCEOが説く「基幹システムのクラウド化」のススメ - (page 2)

松岡功

2018-04-20 10:23

「IT分野ではストレージこそがディスラプターだ」
(ネットアップ 岩上純一 代表取締役社長)


ネットアップの岩上純一 代表取締役社長

 ネットアップが先頃、今後の事業戦略について記者説明会を開いた。岩上氏の冒頭の発言はその会見で、「IT分野ではクラウドがディスラプター(創造的破壊者)だと言われているが・・・・・・」と前置きした上で語ったものである。

 1998年に設立したネットアップは、2018年6月で20周年を迎える。親会社の米NetAppは1992年の設立なので26年目に入る。2012年から日本法人の社長を務めている岩上氏は、「競争の激しいIT業界ではいつビジネスが立ち行かなくなるか、あるいは買収されるか、分からない。そうした中で日本で20周年を迎えることになったことに感謝申し上げたい」と感慨深げだ。

 また、ネットアップは2017年の国内ストレージ市場において、出荷容量でシェアトップ(21%、IDC Japan調べ)だった。これについて岩上氏は、「ストレージの市場シェアは売上規模でランキングされることが多いが、私どもはストレージがどれだけ使われているかを示す出荷容量にこだわっている。その意味でシェアトップを獲れたのは非常に喜ばしいことだ」と語った。

 業績もこの4月末までの2018会計年度は、日本法人として過去最高を記録する見込みだ。そんな同社だが、5月から始まる新会計年度では親会社ともども社内体制の大幅な刷新を行うという。岩上氏によると、これまでのカスタマーセットに対してソリューションセットをたすきがけにした組織体制になるようだ。

 ちなみに、ソリューションセットは、主力のストレージを中心とした「NetApp Storage Systems & Software」、成長分野であるハイパーコンバージドインフラ(HCI)などからなる「NetApp Cloud Infrastructure」、ハイブリッドクラウド関連サービスなどからなる「NetApp Cloud Data Services」の3つである。日本法人も同様の体制となり、それぞれの分野で図に示した製品に注力していく構えだ。


図:ネットアップが今後注力する分野

 ストレージは今、仮想化やオールフラッシュ化などダイナミックな変化が巻き起こっている。そうした中で、ネットアップは引き続き好調を維持し、自らがディスラプターの役割を果たしていきたいところである。

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