三菱重工とNTT、制御システム向けセキュリティ技術を製品化

ZDNet Japan Staff 2018年04月25日 16時21分

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 三菱重工業とNTT、NTTデータ、NTTコミュニケーションズは4月25日、三菱重工とNTTが共同開発した制御システム向けのセキュリティ技術「InteRSePT」を製品化すると発表した。5月から発電設備や化学プラントなどの重要インフラ向けに販売する。

 InteRSePTは、三菱重工とNTTが2016年3月から共同で研究開発を進めてきたもの。2016年11月に、三菱重工が防衛・宇宙分野で培った制御技術とNTT研究所のサイバーセキュリティ統合管理・制御技術注を組み合わせて試作し、三菱重工のセキュリティ開発・実証拠点「サイバーラボ」で、試作評価と制御システムへの適合性検証を進めてきた。


InteRSePTのイメージ(出典:NTT)

 InteRSePTは、主に「リアルタイム検知・対処装置」と「セキュリティ統合管理装置」の2つで構成される。ネットワークのトラフィックデータをセンサで収集し、統合的に監視することで、従来の技術では対応が難しかったサイバー攻撃を検知する。監視対象機器の稼働状態ごとに、リアルタイムにセキュリティルールを変更することで異常を早期発見しつつ、可用性を担保するという。

 各社では製品化に向けて運用やメンテナンスビジネスへの適用の拡大も図った。リアルタイムに検知、対処するための装置に汎用のハードウェアを採用し、同時にネットワークスイッチと一体化するで、低コストかつ省スペース性を実現した。またセキュリティ統合管理装置での処理を並列化して、ふるまい検知処理を高速化している。

 今後は新技術のメリットを各種業界に訴求し、個別のセキュリティ対策ソリューションを提案するとともに市場開拓を進めていく。

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