Microsoftが米国時間4月26日、第3四半期決算(3月31日締)を発表した。プロダクティビティ関連部門、「Office 365」、商用クラウド部門の売上高が大幅に増加し、予想を上回る業績を上げた。
あらゆる部門で業績は好調だった。売上高は268億ドル、純利益は74億ドル(1株あたり95セント)だった。
アナリストの予想では、売上高が257億7000万ドル、1株あたり利益が84セントだった。
同四半期で特に注目されるのは、成長しなかった事業が少なかったことだ。

部門別では、コマーシャルクラウド部門の売上高が前年同期比で58%増加した。プロダクティビティ&ビジネスプロセス事業の売上高は90億ドルで、前年同期比で17%増加した。
また、Office 365商用版の売上高が42%増加し、消費者向け「Office」製品およびクラウドサービスの売上高は12%増となった。
主な数字は以下のとおり。
- 「LinkedIn」の売上高は37%増の13億3000万ドルだった。
- 「Dynamics」製品とクラウドサービスの売上高は17%増加した。
- 「Azure」の売上高は93%増加した。
- 「Windows」の商用製品とクラウドサービスの売上高は、複数年契約が好調で21%増加した。
- 「Surface」の売上高は32%増加した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。