編集部からのお知らせ
記事PDF集:官民意識のゼロトラスト
電子インボイスの記事まとめ
日本株展望

円安で外国人買い復活--スマホ関連株でネガティブ決算続く - (page 3)

ZDNet Japan Staff

2018-05-01 11:32

3月決算が本格化:全般好調だがスマホ関連はネガティブ

 3月決算の発表が佳境を迎えている。前期実績(2018年3月期)は好調だが、今期(2019年3月期)業績(会社予想)については、ポジティブ・サプライズ(良くて驚き)で発表直後に買われる銘柄もあるが、ネガティブ・サプライズ(悪くて驚き)で売られる銘柄も結構ある。

 スマホ関連に、市場予想を大きく下回るガイダンス(業績予想)を発表する企業が多いことが目立っているので、これはiPhone X(テン)など、高機能スマホの世界販売が不振であったことが響いている。日本の部品会社は、高機能スマホ向けが強く、影響が少なくない。

 市場予想を下回るガイダンスを発表した主なスマホ関連株は、以下の通り。

  • アルプス電気(6770):スマホ向けカメラのアクチュエーターが想定以下
  • ソニー(6758):スマホに使われる半導体(画像センサー)の収益が悪化する
  • ファナック(6954):スマホ組み立てに使われるロボドリル減少の影響を受ける
  • 日東電工(6988):iPhone Xに採用された有機ELディスプレイ用の部材が想定以下
  • 三菱電機(6503):スマホ製造に使われるFA(工場自動化)システム減少の影響を受ける

 自動車大手も、今期業績予想を低めに出してくる可能性がある。円高や北米での乗用車販売の減少がマイナス要因となる。27日に決算発表したホンダ(7267)は、今期連結営業利益が、前期比16%減の7000億円と市場予想を大きく下回る会社予想を発表した。

 一方、ポジティブ・サプライズとなる業績予想を発表する企業もある。半導体製造装置の東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)は、市場予想を大きく上回る今期業績予想を発表し、株価が大きく上昇。日立製作所(6501)は、今期営業利益が2期連続で最高益となる予想を発表し、株価が上昇した。

 しばらく、決算を発表する企業が、その内容次第で急騰急落する流れが続きそうである。

決算以外の注目点:米長期金利どこまで上がる?円安どこまで進む?

 米長期金利が一時3%をつけたことが警戒されている。このまま3%を超えて長期金利の上昇が続くと、米国株が売られる要因となる可能性もあり、注意が必要だ。一方、米金利の上昇は、ドル買い(円売り)の材料となっている。

 米金利上昇を警戒しつつ、円安がどこまで進むか期待する展開が続いている。

もっと読む--おすすめのバックナンバー

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]