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日本株展望

日経平均の上昇余地と下落余地を試算する

ZDNet Japan Staff

2018-05-02 11:02

今日のポイント

  1. 為替の円安を追い風に4月の日経平均は4.7%上昇
  2. 「円換算ダウ平均」と日経平均に高い相関性
  3. シナリオ別に日経平均の上昇余地と下落余地を試算

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

為替の円安を追い風に4月の日経平均は4.7%上昇

 日経平均は徐々に下値を切り上げる展開となっている。米国市場で4月は主要3株価指数の月間騰落がプラスとなり、特にダウ平均は13年連続で4月に上昇した。こうした中、為替でドル高・円安が進んだことを追い風に、日経平均は4月に4.7%上昇した。米中貿易摩擦をめぐる不安が後退し、米韓首脳会談(27日)に向け朝鮮半島の緊張も緩和したことで、リスクオフ(回避)の円買い需要は一服。為替は米国金利の上昇傾向を材料視しやすくなっている。

 実際、先週は「日米長期金利差」が約11年ぶり高水準に拡大し、「米独(ドイツ)長期金利差」は約29年ぶり高水準に拡大した。米国経済の相対的な堅調と為替の反転円安を受け、外国人投資家は日本株を4週連続で買い越したことが確認されている(4月20日までの週/東証・投資主体別売買動向)。

 本年度(2019年3月期)の企業業績については慎重な見通しが多いものの、前提となる想定為替レート(105円前後)より実勢レートが円安に転じたことで、業績見通し改善を加味した株式の割安感(日経平均の予想PERは13.1倍)が見直される動きとなっている。

 ただ、米雇用統計(4月分)の発表を4日に控え、トランプ大統領が12日までに「イラン核合意」からの離脱を示唆。中東情勢が緊張化する懸念があり、米国市場が神経質な動きとなる可能性もある。

図表1:ドル高・円安が日経平均の反発を後押し


出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2018年5月1日)

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