同サービスは、Avayaが2018年1月に買収したCCaaSの大手の米Spoken Communicationsの技術がベースとなっている。同社のコンタクトセンターシステムである「Spoken」をAvayaの音声コミュニケーションプラットフォーム「Avaya Aura」に統合して提供するという。
すでにAvayaは日本の上位5社をはじめ、フィリピンやインドのBPOにコンタクトセンターソリューションを提供している。今回、インドとフィリピンでサービスをスタートさせる背景には「BPO需要の急速な伸びに対応するため」(Abou-Ltaif氏)だ。若い労働者が多いインドネシア、人口の多い中国などでもBPOに対する多くの需要が見込まれている。
Abou-Ltaif氏は「APAC地域の企業は、デジタルトランスフォーメーションに積極的だ。新技術の導入に対してはEMEA(欧州中東アフリカ)や北米よりも進んでいるとの調査結果もある。われわれは今後も同地域のBPO事業者やその顧客のビジネスを支援していく」と訴えた。

14の国と地域から約300人が参加した