上島珈琲店をはじめとするUCCグループは、国内事業会社の経費精算業務を支援する管理基盤として、経費管理SaaS「Concur Expense」を導入。2019年1月の稼働を予定している。コンカーが5月9日に発表した。
UCCグループでは、国内外での事業拡大、企業価値の向上を目指し、クラウドサービスを活用した業務プロセス改革に着手、業務効率化への取り組みを始めている。その一環として、多くの従業員の生産性に関わる経費精算・管理システムの刷新を検討していた。
経費データの収集や経費規程のチェックを自動化することで、経理部門の管理工数と経費削減を見込む。また、モバイル端末を使って従業員が外出先から経費精算を申請・承認できるほか、交通系ICカードの乗車履歴の読み取りや、法人カードの経費データの自動連携など、経費精算業務の効率化によって従業員の生産性向上と働き方改革を実現する。
将来的には、電子帳簿保存法活用による領収書の電子化を推進し、ペーパーレス化によるさらなる業務効率化とコスト削減を目指すとしている。