これを実現するのが「ハイパー・アベイラビリティ・プラットフォーム」だ。
物理インフラ、プライベートクラウド、パブリッククラウド、エッジ/IoT、さらにはSaaSもカバーするもので、バックアップと復元、レプリケーションとフェイルオーバー、外部システムとの連携を可能にする汎用API、隔離されたサンドボックスでITリスクの軽減やセキュリティを向上するというDataLabs(データラボ)で構成される。これらを一元的に可視化して管理する。

Hyper Availability Platform
「ハイパー・アベイラビリティ・プラットフォームを利用することで、企業はビジネスのニーズに高速に応じることができる」とAllan氏。それだけではない。効率化を改善し、新しいデジタルサービスの提供もアジャイルに進めることができるとした。これを通じて、「人々のデジタルライフに信頼をもたらしたい」とVeeamの役割を表現した。

VeeamはVMwareのバックアップから進化し、今後はマルチクラウドにおけるデータ保護に本腰を入れる。