編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit 2020」開催します!
新着記事まとめ:エッジコンピューティング
日本株展望

決算出そろい今期業績は踊り場か?--不安材料は原油高 - (page 3)

ZDNet Japan Staff

2018-05-21 11:25

今期(2019年3月期)純利益(会社予想)が減益となる理由

 主に3つの要因がある。(1)円高、(2)原材料コストの上昇、(3)米減税に伴う会計上の利益剥落だ。

 会社は、1ドル106円前後を業績予想の前提としているので、前期より約4円の円高が業績にマイナスに働く。ただし楽天証券では、今期は1ドル110円を前提とし、円高によるマイナスはわずかしか発生しないと見ている。

 大きなインパクトが、原材料コストの上昇だ。前期は、安値の在庫を保有する中で、原油など資源価格の反発が続いたので、在庫評価益が発生し、企業業績を押し上げた。ところが、今期は安値在庫がなくなり、原材料コストの上昇が業績にマイナスに効く。

 ここから、原油など資源価格がさらに上昇すると、世界の消費にマイナス影響を及ぼす懸念も生じる。現時点では、まだ、資源高が世界景気の足を引っ張るほどには進んでいないと見ているが、今後の資源価格に注意が必要だ。

 日本の景気は、近年の経験則からレギュラーガソリン小売価格(全国平均)が1リッター160円を超えると、消費に悪影響を及ぼす。2008年(リーマンショック直前)と、2014年(消費税引き上げ後)は、リッター160円を超えた後、消費にブレーキがかかった。

 現在(5月14日時点)は、リッター147.1円で、すぐに消費に悪影響を及ぼす水準ではないが、今後の動きには注意が必要だ。

出所:経済産業省、資源エネルギー庁データより楽天証券経済研究所が作成
出所:経済産業省、資源エネルギー庁データより楽天証券経済研究所が作成

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]