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日本株展望

クイズで学ぶ、テクニカル指標:出来高変化を読む

ZDNet Japan Staff

2018-05-22 10:36

今日のポイント

  1. 出来高は人気のバロメーター
  2. 100%当たるチャートシグナルはない
  3. これだけは覚えておきましょう

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 今回は、読者から質問の多い、テクニカル分析の基礎について解説する。筆者がファンドマネージャー時代に重視していた、出来高(売買高)変化の読み方を解説する。同じ内容を、以下4つの動画でも、解説している。動画で学びたい方は、以下URLからご視聴いただきたい。

出来高は人気のバロメーター

 チャートを見る時、株価の動きだけでなく、出来高(売買高)の変化も見る必要がある。売買高の変化には、投資家の動きを知るための、重要な情報が含まれている。

 覚えていただきたいのは、「出来高は人気のバロメーター」であることだ。一般的に、出来高が増加している時は人気上昇中で、出来高が減少している時は人気が低下しつつある。それを考慮に入れた上で、チャートを見る必要がある。

 さて、それでは、さっそくクイズを解きながら、出来高の変化を読むトレーニングをしよう。

 まず、クイズだ。

<クイズ> 以下A社のチャート、売り・買い、どっち?

出所:筆者作成
出所:筆者作成

100%当たるチャートシグナルはない

 こういうクイズを出すと、「チャートだけでは今後の株価はわからない」とお答えになる方もいる。確かにその通りだ。チャートに基づく投資判断は、100%当たるものではない。

 ただし、チャートのパターンを見て、統計的に今後上がる可能性が高いか低いか判断することはできる。統計的に7割の確率で上昇するチャートのパターンがあれば、それは立派な買いシグナルである。ただし、それでも、3割の確率でシグナルが外れ、下落することもあるわけだ。100%当たるチャートは存在しない。

 それを理解した上で、チャートのシグナルを見て売買するのは意味あることである。7割の確率で上昇するパターンが出たら買いを実行し、上昇すれば利益が得られる。もし外れて下がったら、さっさと損切りするだけだ。同じパターンのチャートで勝負し続ければ、長期的には利益を稼ぐことができるはずである。

これだけは覚えておこう

 出来高は、一般的に人気のバロメーターだ。

  • 出来高が多い=人気が高い
  • 出来高が少ない=人気が低い
  • 出来高が増加=人気が高まりつつある
  • 出来高が減少=人気がなくなりつつある

 上記には例外もあるが、後で解説する。

 安値圏で出来高が少なかった銘柄が、急に出来高が増えて上昇する時、「買いシグナル」が出ることがある。なんらかの買い材料が出て、買い始めた人がいると考えられる。なんの材料かわからなくても、出来高の増加と株価の動きから、「何かいい話が出ている」と想像することができる。

 逆に、高値圏で大商い(出来高が多い)の銘柄が、徐々に出来高が減少していく場合には、売りシグナルが出る。人気が離散し、下落が続く可能性が高まっていると判断できる。

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