Hewlett Packard Enterprise(HPE)は米国時間5月22日、2018会計年度第2四半期の決算を発表した。市場の予想を上回り、2018年度通期の見通しを引き上げた。
売上高は75億ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり純利益は34セントだった。
アナリスト予想では、売上高が73億8000万ドル、1株当たり利益は31セントとされていた。
「すべての事業分野で売上高が増加し、全体的な収益性が高まるとともに、HPE Nextイニシアチブで重要なマイルストーンを達成し、イノベーションへの投資を継続した」と最高経営責任者(CEO)のAntonio Neri氏は発表の中で述べた。
ハイブリッドITが売上高の大半を占め、前年同期比7%増の60億ドルとなった。このセグメントの売上高は、コンピュートが6%増、ストレージが24%増、データセンターネットワーキングが2%増、「Pointnext」が1%増となった。
インテリジェントエッジ分野の売上高は前年同期比17%増の7億1000万ドル。 「HPE Aruba Product」の売上高は18%増、「HPE Aruba Services」の売上高は10%増だった。
金融サービスの売上高は9億1600万ドルで、前年同期比5%増となった。
第3四半期について、HPEは非GAAPベースの希薄化後1株当たり純利益が35〜39セントになると予想している。また2018年度通期の見通しを1.40〜1.50ドルに引き上げた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。