富士通は、オフィスや現場フロントの業務を変革する新たなサービス「ACTIBRIDGE」の提供を開始した。2020年度末までに40億円の売上を見込む。
このサービスは、時間や場所に捉われない柔軟な働き方に対応した環境を整備するソリューション群に加え、業務そのものを変革するサービスを体系化したもの。オフィスや現場における作業の効率化や自動化、人の能力を超えた生産性や品質向上を実現し、働き方を大きく変革する。デジタルコンサルティングによりユーザーの業務課題を可視化し、検証を行いながら最適なテクノロジーやナレッジをインテグレーションする。
コンサルティングから運用までの流れ
同サービスでは、上流のコンサルティングからPoC(実証実験)・導入・構築・運用までをトータルに支援する。現状の業務を可視化し、根本的な課題を深堀りすることで、ICT活用を超えた業務プロセス改革にまで踏み込んだ提案を行う。RPA以外にAI、BRMS、BPMS、IoT、AR/MRなどの最先端技術を豊富に用意し、それぞれを最適に組み合わせることで、RPAだけでは変革できなかった業務も含め、自動化やデジタル化を加速する。
RPAツールは富士通グループの「FUJITSU Software Interdevelop Axelute」「FUJITSU Software EntreQue」「FUJITSU Embedded System QualityPartner GENEST」をはじめ、グローバルで高い利用実績のある他社のRPAツールも活用する。
RPA適用の際に課題となるRPAロボットのガバナンスや運用ルール、セキュリティ対策では、富士通独自のRPA標準運用テンプレートを活用し、適切に設計し、構築したRPAロボット自体の運用・管理・メンテナンスを請負うBPOサービスも提供する。
販売価格、および提供時期は下記の通り。