すかいらーくは、6月4日、グループの全国約2800店舗、約9万5000人の従業員と本部間のコミュニケーションに、ドリーム・アーツのクラウドサービス「Shop らん」を活用すると発表した。
「Shop らん」は、流通・小売業の本部・店舗間のコミュニケーションに特化したクラウドサービス。情報ポータル機能、お知らせ機能、商売カレンダー機能等により、本部と店舗の間を行き来する対話と情報を整理する。ユーザーからの要望を、頻繁なバージョンアップで反映し、最新のベストプラクティスを提供する。
すかいらーくでは店舗運営システムの全面刷新をきっかけに、店舗や本部に求められる役割や機能が変化するスピードにあわせて継続的に成長するシステムの検討を重ねていた。「Shop らん」については、大規模チェーンストアでの導入実績やノウハウを多く持ち、店舗とエリアマネジャー・本部のコミュニケーションを支援できることを評価した。
想定される導入効果としては、エリアマネジャー・本部から発信される施策・指示の作成方法をテンプレートで標準化できることや、作成された施策・指示を、店舗で実施すべき具体的な作業(=ToDo)に自動展開できることなどか挙げられている。また、作業完了報告を店舗のワンタッチ操作でエリアマネジャー・本部に自動送信でき、エリアマネジャー・本部による各店舗の作業完了確認業務の負担軽減ができることも期待されている。