Googleは米国時間6月12日、エンタープライズ向けの「Android」搭載端末推奨プログラム「Android Enterprise Recommended」を拡大し、新たな端末やOEMとともに、大手顧客企業の名前を発表した。
同プログラムが立ち上げられた際のリストには、サムスンの名前が含まれていなかった。その状況はまだ変わっていない。
Android Enterprise Recommendedプログラムでは現在、39種の端末がリストに挙げられている。同プログラムの中核となる要求として、端末のアンロックと、定期的なセキュリティアップデートが可能であることのほか、手作業でのデバイス設定を不要にする「zero-touch enrollment」(ゼロタッチエンロールメント)機能の搭載が挙げられている。
初期の端末リストには、ソニーやHuawei(ファーウェイ)、LG、Motorola、BlackBerry、GoogleのOEMの製品が含まれていたが今回、シャープの「AQUOS SH 10-K」とSonimの「XP8」などが追加されることになる。
また、Huaweiの「MediaPad M5」(8.4インチおよび10.8インチ)がタブレットとして初めて承認された。
同プログラム開始時からのパートナー企業の端末も新たに追加されている。例を挙げるとMotorolaの「Moto G6」や「Moto G6 Plus」「Z3 Play」のほか、BlackBerryの「BlackBerry KEY2」が追加されている。さらに、Nokiaの最新端末も追加されている。
また、Android Enterprise Recommendedプログラムをベースラインとして採用している顧客としてHSBCやSASの名前が挙げられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。