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内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」

中長期的なデジタル人材の育成

内山悟志 (ITRエグゼクティブ・アナリスト)

2018-06-20 07:00

 デジタライゼーションの潮流により、IT部門の組織ミッションは今後5年間で大きく変わることが予想され、人材戦略にも見直しが求められるでしょう。とりわけ、イノベーション人材の確保・育成には時間と労力を要するため、中長期的な視点での計画が必要となります。

デジタル人材がますます必要となる

 デジタル技術を活用したイノベーションを推進していくためには、それを実現する人材が必要となります。本連載「イノベーションに求められる人材像とは」では、デジタル・イノベーションの推進においては、人や組織を動かしながら全体を統括するプロデューサー、技術的な目利き力と実践力を持ったデベロッパー、そしてアイデアを生み出し、モデル化するデザイナーの3つのタイプの人材が必要であると述べましたが、現在の多くのIT部門では、いずれのタイプの人材も不足していると言わざるを得ません。

 また、本連載「IT人材の争奪戦が始まる」では、デジタル技術の活用に積極的な一部のユーザー企業では、同業種・異業種のIT人材やITベンダーの技術者を中途採用しようとする動きも活発化しつつあることを紹介しました。しかし、ごく一部の先進的企業や超大手企業であれば、ITベンダーから優秀な中途採用希望者を集めることができるかもしれませんが、そうでない多くの企業では、IT人材を集められないことが危惧されます。

 外部から採用できないとなれば、現存するIT人材を再教育するなどしてデジタル人材に転換するか、今後採用する人材の一部を始めからデジタル人材として育成する必要があります。一部の企業では、IT部門から希望者や適格者を選別して、このような再教育を行ったり、IT部門の新入社員教育にデザイン思考やアジャイル開発などの研修内容を取り入れるなどして、将来を見据えた取り組みを開始しています。

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