デルは、全国のスモールビジネス(従業員数1~99人)のIT担当者を対象にした調査結果を発表した。スモールビジネスのIT担当者の9割以上(92.8%)は主たる業務との兼任で、その半数以上(53.7%)はIT業務に1割しか時間を割くことができないことが分かった。
専任のIT担当者については、半数以上の回答者が「必要」だとしている。またITに関する知識レベルが「十分にある」(情報システム管理者または、それに準ずる知識がある)と答えた担当者は、7.2%。「PCのカタログを見て機能・性能を理解できる」「システム管理業者の説明を理解できる」と回答した人は合せて75.9%だった。
また同調査では、PCの選定についても尋ねている。
PCの選定時に困ることは、「値段の相応性」「アフターサポートの優劣が不明なこと」と回答(複数回答)した人が多かった。
この他に、初期設定に費やす時間は、「1~2時間」「2~3時間」という回答が約6割を占めた。PC選定の決め手となる情報源では、メーカーのウェブサイトや比較サイトのほか、業者の電話や提案、友人や詳しい人の話も上位に挙がった。
同調査は、2018年4月にインターネット経由で実施し、有効回答数は745件。