三菱地所とSAPジャパンは7月2日、東京・大手町の「大手町ビル」に日本最大級という事業開発支援の拠点「TechLab」(仮称)を11月に開設すると発表した。
TechLabは大手町ビル6階に開設され、広さは約2000平方メートルを計画。SAPジャパンが3月に発足させた異業種コミュニティー「Business Innovators Network」に参画する企業や研究者、デザインファームなども入居する予定で、デザインシンキングスペースや動画撮影スタジオ、ラウンジやイベントスペースなども備えるという。
両社ではファシリティ運営やデザインシンキングなどのプログラムを提供することで、新規事業の創出などに向けたコミュニティーを構築すると説明。施設にはコミュニティー管理者デザインシンキングの講師、SAPジャパンのスタッフが常駐し、SAPの事業開発支援ノウハウと三菱地所の設備を利用して、日本ならではのイノベーション創出を支援すると表明している。
「TechLab」(仮称)のイメージ(出典:SAPジャパン)