編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

日経の読者や社員の個人情報を外部に持ち出し、元社員を告訴

ZDNet Japan Staff

2018-07-04 12:01

 日本経済新聞社は7月3日、同社デジタル販売局に所属した元社員(53)が大量の社員や読者の個人情報などを不正に外部へ持ち出したとして、警視庁に不正競争防止法違反容疑で告訴したと発表した。記事を通じて謝罪している。

 日経によると、元社員はデジタル販売局に所属していた2012年10月に、本社内の総務局員の業務用PCを分解してHDDを奪い、同社の営業秘密に当たるという約3000人の社員の生年月日や基準内賃金などのデータを私用PCに転送した。また、顧客サービス本部に所属していた2014年2月には、約34万人分の電子版読者情報を私物のUSBメモリに不正保存していた。

 社内調査では、元社員が2017年1月~2018年3月に、業務からアクセス可能だった「日経ID」の日経サービス会員情報や約3万6000人分の「日経ヴェリタス」の読者情報をコピーし、業務用PCから私用のメールやクラウドで保持していたほか、2017年12月には社員情報などを保存したUSBメモリを月刊紙発行団体へ郵送し、この団体が運営するブログサイトで一部の情報が掲載されていたことも分かった。

 社内調査の開始後に、元社員がこれら全てのデータを削除した痕跡も見つかったとしている。同社は元社員を既に懲戒解雇したとしている。

 同社は、社内調査で確認できる範囲で、元社員が持ち出した顧客情報が第三者に漏えいした形跡は見つからなかったと説明。「新たなデータ漏えいを防ぐためにも強制捜査権を持つ警察に告訴し、さらなる事実関係の解明を捜査に委ねることとしました」とし、読者への謝罪を表明した。

日経電子版では事件報道記事の末尾で読者に謝罪を記載した
日経電子版では事件報道記事の末尾で読者に謝罪を記載した

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AI導入に立ちはだかる「データ」「複雑さ」「コスト」「人材」の壁をどう乗り切ればいいのか?

  2. クラウドコンピューティング

    【IDC調査】2026年には75%のアプリがAIを実装!導入で遅れた企業はどう“逆転”すべきか?

  3. 運用管理

    経産省調査で明らかに:未だにレガシーシステムを抱える企業が8割!オープン化でよくある課題とは?

  4. 運用管理

    AWS東京リージョンの大規模障害に学ぶ、パブリッククラウド上のシステムの迅速な復旧方法

  5. windows-server

    【ユースケース】ソフトウェア開発にDell EMCインフラ+コンテナを使うメリット

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]