ウイングアーク1stは7月5日、関電不動産開発がクラウド型ビジネスインテリジェンス(BI)ソフト「MotionBoard Cloud」を導入したと発表した。2016年4月に利用を開始した。Excelマクロを使ったデータ集計とレポート作成を短縮した。
関電不動産開発は、物件情報や顧客情報、営業の進行状況などを、SaaS型SFA/CRM「Salesforce」で一元管理している。これまで、Salesforceに登録されている膨大なデータをExcelに入力し、マクロ機能を用いて集計したり定型フォーマットに出力したりして、週次の営業会議に提出する報告書を作成していた。
この作業は1つの不動産物件に対して1時間以上を要することもあったが、MotionBoard Cloudの導入後はわずか2、3分に大きく短縮した。また、データの明細をExcelファイルに出力する機能によって、従来と全く同じ報告書のフォーマットを再現できているという。
この作業は従来、1物件当たり1時間以上を要することもあったが、「MotionBoard Cloud」導入後は、わずか2〜3分へと劇的に短縮された。また、同サービスの明細データ形式(一覧型)によるExcelレポート作成機能によって、従来のExcelマクロを用いた報告書とまったく同じフォーマットを再現することができている。