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日本株展望

積み立て投資を始めたとたんに荒れ相場--どうすべきか

ZDNet Japan Staff

2018-07-11 10:39

今日のポイント

  1. 荒れる日経平均
  2. 荒れれば荒れるほど投資成果が高まる「積み立て」投資
  3. ファンドマネージャーにとっても嬉しかった「積み立て投資」

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 今回は「日本株に積み立て投資を始めたものの不安」という読者の声があることに対して、筆者なりの考え方をお伝えする。

(1)荒れる日経平均

 日経平均の乱高下が続いている。筆者は、日本株は割安で魅力的な投資対象と考えている。日経平均インデックスファンドに投資していけば、中長期で資産形成に貢献すると思う。詳しくは以下のレポートをご参照いただきたい。

 ただし、短期的には貿易戦争や米金利上昇、地政学リスクなどを嫌気して、何回も急落を繰り返すだろう。日経平均の欠点は値動きが荒いことだ。いいタイミングで買って、いいタイミングで売ろうと思っても至難の業である。

 日経平均とNYダウの値動きを比較した、以下のグラフをご覧いただきたい。

日経平均とNYダウの値動き比較:2012年末~2018年7月10日

日経平均とNYダウの値動き比較:2012年末~2018年7月10日
注:2012年末の値を100として指数化、楽天証券経済研究所が作成

 アベノミクスがスタートした2013年からの累計で比較すると、日経平均の方が大きく上昇している。ただし、下げ局面(上のグラフで青矢印をつけた所)だけ見ると、日経平均がNYダウより大きく下落していることが分かる。

 日経平均は、上げるときも下げるときもNYダウより値動きが大きく、それだけにいつ買ったらいいのか判断が難しい。

 日経平均の値動きを荒くしているのは外国人投資家である。外国人は、売るときは下値を叩いて売り、買うときは上値を追って買い、日経平均の値動きを大きくしている。

 外国人投資家から見て、日本株は世界景気敏感株である。世界景気に何らかの不安が出ると、まず日経平均から売る。逆に世界景気に明るい兆しが出ると、日経平均から買う。そのため、日経平均は世界のどこかで起こる、あらゆる強弱材料に反応して激しく乱高下する。

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