日本株展望

成長産業で最高益更新の宅配・国際物流、さらに追い風あるか

ZDNet Japan Staff 2018年07月19日 11時00分

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今日のポイント

  1. 宅配便は成長産業
  2. 「利益なき繁忙」から「利益ある繁忙」へ転換
  3. 国際物流の拡大で成長する日本通運
  4. 意外な最高益更新企業

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

宅配便は成長産業

 近年、ヤマトHD(9064)など、陸運業(トラック輸送業)の利益回復が目立つ。理由は2つある。

  • 需要の拡大:電子商取引(EC)の普及で宅配便など陸上輸送の需要の拡大が継続
  • 料金引き上げ:人件費上昇に対応し、輸送料金の引き上げが浸透

 2016年度の宅配便取り扱い総数(トラック輸送、航空輸送を含む)は、前年度比7.3%増の40億1861万個だった。ECの増加により宅配便は、取り扱い個数で見ると成長産業だ。まだ統計が出ていないが、2017年度以降も個数の拡大は続いている。

宅配便取り扱い個数の推移:1992~2016年度

出所:国土交通省
出所:国土交通省

 宅配便は大手の寡占化が進んでいる。以下の通り、シェアで見ると上位3社で93.4%を占める。

宅配便(トラック輸送)取り扱いシェア:2016年度

出所:国土交通省
出所:国土交通省

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