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日本株展望

円建てダウ平均上昇と東証セクター別物色変化

ZDNet Japan Staff

2018-07-20 10:59

今日のポイント

  1. 「円建てダウ平均」の280万円台乗せは2月2日以来
  2. 実勢為替レートが「想定為替レート」を上抜けた意味
  3. 東証のセクターローテーション(業種別物色)に変化の兆し

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

「円建てダウ平均」の280万円台乗せは2月2日以来

 米国市場では7月13日、ダウ平均(ダウ工業株30種平均)が約1カ月ぶりに2万5000ドル台に戻す堅調を見せた。各種経済指標が米景気堅調を示唆したことや、米政府や金融当局者が「米国経済の好況持続」に自信を示し、4~6月期・決算発表が好調に推移していることなどが要因である。

 「先進国経済の中で米国が独り勝ち」との見方も反映し、為替市場でドル円は一時113円に達する堅調となった。こうした中、ダウ平均を円換算した「円建てダウ平均」と日経平均の高い相関性に注目したいと思う。

 2010年以降の市場実績では、円建てダウ平均と日経平均の「相関係数」は0.98(決定係数=0.96)と計算できる。いわば、「円建てダウ平均と日経平均の連動性は9割以上だった」と言える高相関性だ。

 先週、円建てダウ平均は2月2日以来約5カ月ぶりに「280万円台」を回復。18日は284万円超まで上昇した(図表1)。2010年以降で回帰分析すると、中心傾向線は「円建てダウ平均×0.0075+2294円」と計算できる。逆算すると、日経平均は2万3600円程度まで上昇して不思議ではない。

 貿易摩擦の行方に予断は許されないが、米国株高と円安の同時進行は、外国人投資家のリスク選好度を総じて改善させ、日経平均の上値余地を徐々に拡大させている可能性がある。

図表1:円建てダウ平均と日経平均の相関性は高い

図表1:円建てダウ平均と日経平均の相関性は高い
出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2018年7月18日)

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