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セキュリティの懸念高まる産業用制御機器

AWS、EC2の新インスタンスなど日本でも提供--ストレージ系で性能強化

國谷武史 (編集部)

2018-07-26 14:04

 アマゾン ウェブ サービス ジャパンは7月26日、米国ニューヨークで開催した「AWS Summit New York」で発表された新機能に関する説明を行った。一部については同日(米国時間25日)付で東京など複数のリージョンでのサービス提供を開始した。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン 技術本部エンタープライズソリューション部長の瀧澤与一氏
アマゾン ウェブ サービス ジャパン 技術本部エンタープライズソリューション部長の瀧澤与一氏

 AWS Summit New Yorkでは、「Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」の新インスタンス「Z1d」「R5」「R5d」や、「AWS Snowball Edge EC2 コンピューティングインスタンス」、機械学習サービス「SageMaker」の強化などが発表された。これらの概要は既報の通りだが、日本向けの説明会では技術本部エンタープライズソリューション部長の瀧澤与一氏が、国内ユーザーに関心が高いという機能改善点などを取り上げている。

 その1つが、機械学習を利用したテキスト解析機能になる。同イベントでは、翻訳サービス「Amazon Translate」がサポートする言語に、日本語やロシア語、イタリア語、繁体字中国語、トルコ語、チェコ語が追加され、2018年後半にはさらにデンマーク語やオランダ語など6言語を追加する予定。瀧澤氏は、機械学習によるテキスト解析から例えば、ユーザーが表現する色あいから感情を推測できるなどの利用シーンを紹介し、Amazon Translateを加味することで、多言語でもAPIを介してこうした処理を高速に行える様子をデモンストレーションで披露した。

Amazon Translateのデモ
Amazon Translateのデモ

 注目点には、オブジェクトストレージ「Simple Storage Service(S3)」でのリクエストレートの性能改善、ブロックストレージ「Amazon Elastic Block Store(EBS)」でのスナップショットのライフサイクル管理、ファイルストレージ「Amazon Elastic File System(EFS)」のの東京リージョンでのサポートを挙げた。

 S3サービスでのリクエストレートの性能改善では、データ追加時に毎秒最大3500リクエスト、データ取得時に同5500リクエストという性能の向上を図った。改善効果のイメージとしては、データ追加時の処理時間が従前の41分40秒から12分に、データ取得時が13分52秒から7分に短縮されたという。

 スナップショットのライフサイクル管理では、EBS上のボリュームのスナップショットの作成や保存、削除を自動化する「Amazon Data lifecycle Manager」が提供される。これまでは、ユーザーが各種操作をコマンドラインやバッチなどで作業しなければならなかったが、ツールを利用してスナップショットの管理が大幅に簡素化される。

 同日から東京リージョンなどでサービス提供を開始したのは、Amazon EC2のZ1d、R5、R5dの各インスタンスとAmazon MQとなっている。

Amazon Translateにおけるサポート言語の強化

Amazon Translateにおけるサポート言語の強化

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