Amazonは米国時間7月26日、第2四半期決算(6月30日締め)を発表した。利益は予想を上回ったが、売上高は予想に届かなかった。
純利益は25億ドル、希薄化後1株あたり利益は5.07ドルで、売上高は前年同期比39%増の529億ドルだった。
前年同期の売上高は380億ドル、1株あたり利益は40セントだった。
アナリストの予想では、売上高が533億8000万ドル、1株あたり利益は2.50ドルだった。
Amazon Web Services(AWS)の純売上高は、前年同期比で49%増の61億ドルとなった。Amazonの純売上高に占める割合はわずか11%だが、AWSは多額の利益を上げている。営業利益は16億4000万ドルだった。
Amazonの北米事業の純売上高は前年同期比44%増の321億7000万ドル、営業利益は18億4000万ドルだった。
北米以外の事業の純売上高は27%増の146億ドル、営業損失は4億9400万ドルだった。
最高経営責任者(CEO)のJeff Bezos氏は声明で、特にAmazonの音声制御アシスタント「Alexa」の勢いに触れた。
Bezos氏は、「顧客がどこにいてもAlexaが使用できるようにしたいと考えている」とし、「現在、150を超える国で多数の開発者が『Alexa Voice Service』を使用して新しいデバイスを構築しており、Alexa対応デバイスの数はこの1年間で3倍以上になった。当社のパートナー各社から、幅広い種類の新しいAlexa対応デバイスとエクスペリエンスが生み出されている。例えば、PolkやSonosのサウンドバー、Jabraのヘッドホン、ecobeeやFirst Alertのスマートホーム機器、AcerやHP、Lenovoの『Windows 10』PC、BMWやFord、トヨタといった自動車メーカーの車両などだ」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。