マカフィー、新セキュリティ管理ツール「MVISION」をリリース

ZDNET Japan Staff

2018-08-07 12:58

 マカフィーは8月7日、企業向けの新しいセキュリティ管理ツール製品「McAfee Multi Vendor InSights & Intelligence Open Environment(MVISION)」を発表した。Microsoft Defenderなどサードパーティーの製品管理にも対応し、8月末から提供する。

 MVISIONは、「ePO」や「Endpoint」「Mobile」で構成され、機械学習技術を利用した脅威対策をWindowsやAndroid、iOSの複数デバイスに提供する。複雑なデバイス環境におけるセキュリティ管理を単一のコンソールから行えるようにした。

 MVISION ePOは、SaaS型の管理コンソールで従来の管理ツールのePO環境から容易に移行できるとする。最新のセキュリティリスクに関する情報を提供し、対策の適用操作も迅速にできる。MVISION Endpointでは、Windows 10標準搭載のセキュリティ機能の管理もでき、ePOを通じた統合運用を支援する。MVISION Mobileはモバイルデバイスに対する脅威に対応し、デバイスがどのような接続状態でも常時保護を提供する。

 MVISIONは、MVISION ePOによるエンドポイント保護機能のStandardとフルスイートのPlusの2つのライセンスで提供される。StandardはSaaSになるが、Plusでは管理コンソールの稼働環境でオンプレミス、IaaS、SaaSを選択できる。1000ユーザー環境での年間利用料はStandardが1ユーザー当たり4501円、Plusが同9184円。また、ユーザーライセンス方式も採用し、1ユーザーあたりデバイス5台までライセンスを利用できるようにした。

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