ベリタステクノロジーズは8月20日、最新版の統合データ保護ソリューション製品「Veritas Backup Exec 20.2」の提供を開始した。
Backup Exec 20.2は、仮想マシン上の重要データをMicrosoft Azureへ即座にレプリケーションする「インスタントクラウドリカバリ(ICR)」機能を搭載している。「Azure Site Recovery(ASR)」 が組み込まれており、ネイティブのAzure DRaaS(Disaster Recovery-as-a-Service)を使用してオフサイトのバックアップを補完し、ベリタスとAzureとの統合がさらに強化された。
この機能を利用することで、Hyper-VやVMwareの仮想マシンにあるビジネスクリティカルなデータを、Azureに即座にレプリケーションできるようになる。これにより、ユーザーは甚大な災害が発生した場合にもダウンタイムとデータ損失をこれまで以上に低減できる。災害が発生した場合、Azureのレプリカにフェールオーバーするだけで、ビジネスの中断を回避できる。

Azureでの利用イメージ
なお同製品は、Windows Server バージョン 1803およびWindows 10 バージョン 1803や、SharePoint、VMware、Linuxなどの各最新プラットフォームに対応している。