法人向けIT情報サービスなどを手掛けるスマートキャンプは8月21日、国内SaaS市場の動向をまとめた最新版報告書「SaaS 業界レポート 2018」を無償公開した。
同報告書は、スマートキャンプが運営するクラウドサービス比較サイト「BOXIL」の情報や各種クラウド市場レポートなどを独自に分析したもの。ユーザーのSaaS選定やSaaSビジネスを検討するベンダーなどの支援を目的にしているという。
同社によれば、7月末現在で比較サイトに登録されているSaaSは4000種類以上になるといい、ユーザー側ではIT初期投資の抑制、迅速な導入、運用負荷の低減、運用コストの最適化といったメリットが引き続き評価され、提供サービスの拡大が続く。

SaaS カオスマップ
報告書の中では、ユーザーの業務領域とシステム用途からSaaSベンダーやサービスを分類した「Horizontal SaaS カオスマップ」も提供する。ダウンロードと閲覧には会員登録が必要となる。