キヤノンシステムアンドサポート(キヤノンS&S)は8月29日、フォーティネットの統合脅威管理(UTM)アプライアンス製品「FortiGate」を利用したセキュリティ監視の代行サービス「お手軽運用支援サービス for FortiGate」を9月5日から提供すると発表した。
同サービスは、従業員100人以下の小規模企業を対象に提供するマネージドセキュリティサービスとなる。顧客企業内に設置するFortiGateのログとアンチウイルスやウェブフィルタリング、アンチスパム、IPS(不正侵入防御)の機能で検知したアラートをキヤノンS&Sのサービス拠点に送信し、その内容を自動的に解析する。緊急性の高いアラートについて、その内容や簡易的な対策方法などをメールで管理者に通知するという。
また、コールセンターやメールによる問い合わせ対応、サポートスタッフによる現場対応(ともに平日の日中)も提供するほか、毎日のセキュリティ状況をメールで通知(日次レポート)する。将来的に、サービス拠点とコールセンターの連携によるサポートの強化、月次レポートの提供といったサービス内容の強化も計画している。
サービスイメージ
税別利用料金は、想定ユーザー数が100人程度までの「FortiGate 100E」を利用する場合で月額2万円、同50人規模の「FortiGate 50E」を利用する場合では月額7500円。別途、「FortiGate障害切り分けサービス」(月額2500円)の加入が必須となる。
同社では2019年末までに1000件の利用を見込んでいる。