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日本株展望

配当貴族の戻りに注目--日本の連続増配銘柄は?

ZDNet Japan Staff

2018-08-24 11:18

今日のポイント

  1. 日本株は米中貿易交渉の進展を待つ動きか
  2. 米国「配当貴族指数」の優勢が鮮明になっている
  3. 日本でも注目したい「連続増配銘柄」(参考ポートフォリオ)

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

日本株は米中貿易交渉の進展を待つ動きか

 今週は、米国市場でS&P500指数が最高値に迫る堅調を見せた一方、中国市場や新興国市場の軟調が日本市場の重しとなった。特に米中貿易紛争を受けた中国株と人民元の下落は、部材供給を含むサプライチェーンで中国と緊密な経済関係にある、日本やアジア諸国の業況感悪化につながりやすく、日本株式の足が引っ張られてきた(図表1)。

 ただ、ドル/円が110円台で推移し、業績見通しが比較的堅調であることが日経平均株価を下支えした。

 トランプ米大統領は米中貿易紛争に強硬な発言を続けているが、輸入関税引き上げが実施されると輸入品価格は上昇し、米国民には実質「増税」となる。

 米国の多くの業界団体が、報復関税の影響を憂慮して保護貿易主義に反対している。貿易紛争のあおりで世界経済の成長率が鈍化し、世界株式が軟調を続ければ、その悪影響は「ブーメラン」のごとく、米国に戻ってくると考えらる。

 米国は、11月6日の中間選挙前に中国と何らかのディール(取引)に合意したいと思われる。今週再開した米中・次官級通商協議は、貿易不均衡の是正や知的財産権保護を巡る米中首脳会談に向けた「水面下の地ならし」とも考えられる。こうした観測を反映し、中国市場の一部では底入れの兆しも見て取れる。貿易紛争を巡る不安が一巡すれば、日本株にも追い風になると期待している。

図表1:中国株式の軟調が日本株式の重しに

図表1:中国株式の軟調が日本株式の重しに
注:中国株式=The MSCI China Index、日本株式=TOPIX(東証株価指数)
出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2018年8月23日)

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