ドリーム・アーツは8月27日、ビジネスチャットツール「知話輪」の動画投稿を強化するオプション機能を発表した。動画への字幕付与や、日本語と外国語間の翻訳を自動化する。利用価格は、アップロードする動画の長さに応じた従量課金制になっている。9月から提供を開始する予定。
新たな動画投稿機能では、チャット内にアップロードした動画に対して、自動での字幕付与や機械翻訳ができるようになる。これまで人の手を介していた、動画のローカライズ作業を迅速化し、グローバルでのコミュニケーションを加速する。また、字幕を付与することでテキスト検索が可能になる。キーワード抽出やタグ付けによるアクセシビリティの向上にもつながる。
システム基盤には、日本マイクロソフトが提供するIaaS/PaaS「Microsoft Azure」を利用。動画配信技術「Azure Media Services」の「Media Analytics」を用いて、ディープラーニング(深層学習)をベースとした音声認識技術を活用している。
新開発した動画投稿機能の利用イメージ(出典:ドリーム・アーツ)