調査

国内BDAテクノロジ/サービス市場、2017年の成長率は8.9%で高成長

NO BUDGET

2018-08-28 15:00

 IDC Japanは8月27日、2017年の国内BDA(Big Data and Analytics)テクノロジ/サービス市場に関する調査結果を発表した。2017年の同市場の規模は8848億8900万円で、前年比成長率8.9%と高い成長を維持していることが分かった。また2022年には1兆5617億3100万円の規模となり、2018〜2022年の年平均成長率(CAGR)は12.0%になると予測している。

 IDC Japanでは、企業のデジタル変革(DX)の推進がBDAテクノロジの活用に直結すると予測している。DXアプリケーションの開発は、企業ごとのビジネスモデルに適合するように個別開発になるため、BDAテクノロジを活用するためのITサービスの成長に大きく貢献することが期待される。

 同社では、同市場をインフラストラクチャ、ソフトウェア、サービスの3つの市場セグメントに分類している。DXに向けた企業個別のアプリケーション開発により、サービス市場の高成長が予測されるとしている。ITサプライヤーに対しては、自らの持つデジタル技術の専門性を生かしながら、資本提携や企業の合弁などを視野に入れたよりプロアクティブなDX支援のサービスの取り組みが求められるとしている。

国内BDAテクノロジ/サービス市場 2017年の実績と2018〜2022年の予測
国内BDAテクノロジ/サービス市場 2017年の実績と2018〜2022年の予測(出典:IDC Japan)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]