Salesforceは米国時間8月29日、予想を上回る堅調な2019会計年度第2四半期決算(7月31日締め)を発表した。非GAAPベースの1株あたり利益は71セント、売上高は前年同期比27%増の32億8000万ドルだった。
アナリストらは、1株あたり利益を47セント、売上高を32億3000万ドルと予想していた。
先ごろSalesforceの共同最高経営責任者(CEO)に就任したKeith Block氏は、次のように述べている。「第2四半期は売上高が27%増加して33億ドル近くに達し、クラウドや産業分野、地域などで全体的にすばらしい業績をあげた。この堅調な四半期により、2022会計年度に売上高230億ドルを達成するという次の節目に向けて順調に進んでいる」
Salesforceの第2四半期の純利益は2億9900万ドル(1株あたり39セント)だった。サブスクリプションおよびサポートの売上高は前年比28%増の30億6000万ドル、プロフェッショナルサービスとその他の売上高は前年比14%増の2億2100万ドルだった。
サブスクリプションの売上高をセグメント別に見ると、「Sales Cloud」が10億ドル、「Service Cloud」が9億ドル、「Marketing Cloud」および「Commerce Cloud」が5億ドル、Salesforceプラットフォームとその他が7億ドルだった。
今後の見通しについて、アナリストは、第3四半期の利益を1株あたり54セント、売上高を33億5000万ドルと予想している。Salesforceは、売上高を33億5000万〜33億6000万ドル、利益を1株あたり49〜50セントと予想している。
通年では、利益が1株あたり2.50〜2.52ドル、売上高が131億2000万〜131億7000万ドルになる見通しとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。